キミの夢を見ていたい

思ったこと、感じたことを独断と偏見で

聖なる夜、私は京セラドームにいた。

タイトル通り、12/24,25クリスマス。聖なる夜。私は大阪に居ました。そう、彼らの初ドーム公演を観るために。

 

私が流星くんを好きになった時、彼はまだJrだった。東京に居ると関西ジャニーズJrの人たちの情報はほとんど入って来ない。そんな私が彼を知ったきっかけは街で助けて貰ったからだった。すっごいイケメンが助けてくれて日本も捨てたもんじゃないなぁなんて思ってて、その数日後テレビで見たら助けてくれたイケメンが演技してた。そこからだった彼を応援しようと思ったのは。

応援するきっかけは不純かもしれないけど今まで見てなかった少クラやまいジャニ観たり少しずつ関西ジャニーズについて知っていった。

そして、あの大晦日の日。正直、デビューってどういうものか私には分かってなかった。デビューを本人もファンも必死になって掴もうとしてることに気づかなかった。さらに、大学受験を控えていてそれどころじゃ無かったのが現状で。頭がよろしくなかったので必死だった。学校と塾と家と……年明け辺りから少し病み始めて食事は喉を通らないし、体重は落ちてくし、人の心配してる場合じゃなくて。

だから、流星くんたちやファンの人たちが不安に思ってた期間も私は体験してないし、喜びを分かちあった時さえその現場には行けなかった。今になってあの時、あの空間を共有出来なかったことが本当に悔しくて私もあの空間に居たかったとも思う。

無事に大学が決まってからは今まで以上に大阪にも通えるようになって、さらにさらに好きが増していった。

デビューの大きさをデビューしてやっと気づいた。みんなが、夢見るデビューというものを。東京に居ても情報が入ってくる。東京のテレビでも見れる。東京の舞台にも立ってくれる。より、会いやすい見やすい環境になったことに驚いた。

1st コンサート。1st ツアー。1st アリーナツアーと日に日に大きくなっていく姿を共有出来るのが凄く嬉しかった。CDやアルバムの売り上げが毎回更新されたり、大きくなってるなって感じた。

 

そこで発表されたのが初めてのドーム公演。

最初目を疑った。ドーム公演なんて夢のまた夢だと思っていたし、随分先の話だと思っていたから。ドーム公演やる時は天井席に入って“こんなに大きくなったんだなぁ”とか言いながらオタク人生を終わりにするんだろうなぁなんて思ってた。

 

 

そんなこと、無理だった。辞めるなんて出来ないし何があっても付いていこうと思えた。

 

嵐を好きになった時も関ジャニ∞を好きになった時も既に彼らはドーム規模でコンサートをこなしていた。こんなにドームでコンサートが出来る凄さ有難さ……知らなかった。初めてだった。

目にドームという景色を焼き付けたかったのであまり双眼鏡も使わなかった。使わなくて良いくらい席には恵まれていたこともあったけど。会場と7人の一体感がさらに伝わった。中でも、メインステージのモニターの使い方は凄く上手だった。踊りで見せたい時は本人たちを観てもらう為にモニターを切っていたし、センターステージに居る彼らの存在感が凄く出ていた。やはり、ジャニーズWESTは信頼と実績で出来てるなって。見たい形になっていた。ダンスの良さが演出でかなりプラスな効果を発揮していた。しっかり「one chance」の時の流星くんや「CHO-EXTACY」の出だしの小瀧くんのところも。欲しい時にはしっかりモニターに映して塩梅がうまいなと。 

そして、一面が自担の色で染まる喜び。これは、この景色は本人も勿論だろうけど私も、一生忘れないと思う。

大きな京セラドームのど真ん中に立って歌いあげる、煽る、歓声を受ける、踊る、笑ってるそんな7人は今まで以上に大きく見えたし、輝いていた。

最初の挨拶で会場中が青になった時の流星くんの嬉しそうな顔を見た瞬間。私なんかが言うのは烏滸がましいけれど応援してきて良かったなって。今回はお遊びコーナーが無くてMC以外に座る時間が無かった所から彼らの本気が見えた気がした。おふざけもセクサマの所だけだし、その後しっかり歌ってくれたから、すっごくバランス良くてかっこよさと可愛さが詰まっていた素敵な公演だった。

最初の挨拶も感動したけど、 JrコーナーでB.A.D.の時は黄色かオレンジに。濵ちゃんの時には一面が自然と紫になっていて鳥肌たった。それこそ、本人たちは歌っていて指示なんかないのに。クリスマスメドレーのSNOW SNOW SNOW では3人が分散したその周りがその色になっていてとても素敵だった。制御ペンライトかと思った。別にメンバーに強要されてる訳じゃないのに。自然とみんながメンバーにこの景色を見せたかったのかな。あの一面の景色の一部になれたことが嬉しかった。あとは、ボタンカチカチしながらその人に変えるアナログ感も好きだった。私がこの景色を作り出しているって思えて凄く参加してる気がして嬉しかった。

MCでも画面が7分割になって感動する瞬間も味わえて良かった。あぁこれがドームだって思えた。

25日の1部は関西ジャニーズJrが松竹座公演ということで7人だけだった。

今までいろんなグループのドーム公演には行っていたけど7人だけは無かった。バックが居ない7人だけでドームを駆け回る姿はかっこよくて7人しか居ないとは感じられない迫力があった。

最後の挨拶も全員に時間があったのも良かった。

照史くんが「俺らをここまで連れてきてくれてありがとう。」ってそれはこっちの台詞だ。こんなに素敵な景色を共有させてくれてありがとう。でも、この景色は貴方たちジャニーズWESTが居なければ見れなかった景色で。私をジャニーズWESTに出会わせてくれてありがとう。応援したいと思わせてくれてありがとう。沢山のありがとうを届けたくなった。

のんちゃんの「悲しい別れも沢山して来た。」私は6人の7WESTも知らない。辛いお別れの瞬間にあまり立ち会うことは無かった。12歳からこの世界で自分と同じ歳の人より遥かに多くの経験をしたであろうのんちゃんの一言一言には重みと想いが詰まっていて、照史くんが「何があってもこいつだけは守る」って言った意味が分かる気がする。のんちゃんにはこれからもメンバーと笑顔でいて欲しい。のんちゃんには笑顔が1番だから。これからもお兄ちゃんたちに甘えてのびのび育って欲しいな。お兄ちゃんたちは、ダメな時はちゃんと叱ってくれるから。

濵ちゃんの「俺たちの夢へようこそ」凄く素敵な言葉だった。彼らの夢が私たちの夢であって、私たちの夢が彼らの夢であって。こんな素敵な夢の空間で夢の時間を過ごせることの幸せを初めて知れた。「貪欲にドームと付くところは全てやりたい!」そう。言霊だから。あまり欲を口に出さないイメージの濵田さんだから大きな所で大きな夢を口にしてくれて嬉しかった。有言実行。かっこいいじゃない。東京ドームでやる時もしっかり心に刻みたい。

そして、先輩がドームに立っていたのを見学ブースで観ていたという重岡くんの「あそこ(見学ブース)から10年前の自分が見てる気がして」満面の笑みで三塁側に手を振っている姿。10年前に描いてた未来と違うかもしれないけど重岡くんの笑顔はきっと変わっていないし、さらに輝きを増しているんだろうな。そんな素敵な笑顔だった。

神ちゃんが「ジャニーズWESTのメンバーが仕事決まる度に自分のことのように喜んでくれて本当に感謝してます。愛や幸せをいっぱいありがとう」って。新しいお仕事は勿論自分の事のように嬉しいし、その瞬間に携われたこともずっとずっと私の中の宝物になっていく。こちらこそありがとう。「みんながジャス民で良かった」って言葉をくれてありがとう。

淳太くんも「誰1人置いていかない。遅れそうになったら手を掴んで引っ張るから。」って。こんな心強いことは無い。置いてかないなんてアイドルから言ってもらうことなんか無かったし、付いていけないからこそ離れちゃうもので。この人たちについて行けば間違い無いなって思わせてくれた。

 

ステージからペンライトの海が綺麗で「誰もが見れる景色ではなくて、これはファンのみなさんとスタッフさんが居ないと見れなかった。」って流星くんの言葉が嬉しかった。全ての人やものに感謝出来るところが本当に好きで、「もっと大きなパワーを恩返しする」って言葉に付いていこうと決めた。間違いないなって。暗い空気を切るためにC&Rやらせてでも、涙が出てきちゃって。デビューする時のことあまり語るのが好きじゃなさそうな流星くんが「デビューの時いろいろあって…」と言って流した涙。流星くんの涙は初めて見た気がする。今まで辛かったことはあまり口にしないイメージがあったし、その時こそ笑顔で居た流星くん。あの涙でまた一つ大きくなった気がした。

 あの涙について考えれば考えるほど分からなくなるけど素直な感情だったことは確かで、きっと長男な彼はきっとこの日までどこか気が張っていたというか気が抜けなかったのかな。「仕事では泣いたことなかったのに」それが彼にとっての仕事との向き合い方だったのかな。しっかり仕事では泣かないと考えてる所も好きだけど、そう思っていても制御出来ないくらいドーム公演は特別ないや、大きな存在だったんだな。

7人それぞれの想いが詰まっていて、この挨拶にこれだけの時間を割いてくれたことに感謝しかなくて。ちゃんとひとりひとりの言葉でゆっくり今の心境を聴けた気がした。

そして、最後のAll  my  love。

この挨拶でこの曲はずるい。挨拶以上に泣けてしまう。

これからは僕が貴方の力になりたい。

顔が見えなくても分かち合える喜びが。

ほんまに幸せありがとう。

まさにだった。アイドルとファン。もし、彼らがアイドルをやっていなかったらきっと出会えて無い存在で顔なんか分からないけど同じ空間を共有して分かち合えて泣いたり、喜んだりが一緒に出来ることがこんなにも幸せなことだって知ることが出来た。こちらこそ、沢山のありがとうを彼らに届けたい。

そして、私が大好きな歌詞

いつか与えられる人から与える人へちょっとずつ成長したいんや

彼らはもう貰ってばっかではなくしっかり与える人になっていた。私もいつか与えられる人間になりたいと曲を聴く度に思っていたけど、挨拶とこの歌で少しは彼らに与えられてるのかなって思えて凄く嬉しかった。

そして、この歌詞から手書きだったのがまた良かった。手書きってやっぱり気持ちが伝わるね。デジタルもいいけど想いがこもっている手書き。良かった。

もし、次のツアーが無ければ私も引きずってたと思う。年明けにはすぐツアーがある。どこにでも着いていくと決めたばかりだけど、就活が待っているので横アリに行ったら当分はジャニーズさん現場はお預けになってしまうけど、精一杯愛と想いを伝えて、私も目の前の壁を乗り越えようと思う。彼らがついてるから。遅れても手を引っ張ってくれて、置いてかないでくれるって言ってくれたから。心置きなく自分と向き合いたいと思う。そして、また笑顔であの空間に居たい。

ジャニーズWESTを好きになれて良かった。彼らから貰ったこの気持ちはきっと忘れないと思う。いつか、ドームでバンバンコンサートをするようになった時にこの日のことをふと思い出したい。この日があるから、今がある。そんな風に感じられるくらい大きくなって欲しい。そのためにそばで出来るだけ支えたいと思った。あのキラキラな7つの笑顔がドームで見れて良かった。次は東京のドームで彼らの大きな背中と笑顔を観たい。

 

今言えることはジャニーズWEST最高!ジャニーズWEST大大大好きだ!

 

素敵なクリスマスを、、

素敵なプレゼントを、、

 

ありがとう。これからも一緒にいろんな景色を観させてください。