キミの夢を見ていたい

思ったこと、感じたことを独断と偏見で

翔ちゃんから翔さんへと言葉の変化

宮城Blastの映像をやっと観ました。
行っても無いし買ってないので友人に借りるチャンスがあり、見ることが出来ました。挨拶のシャッフルとか面白さは要所要所にありさすがのクオリティ。でも、私が前々から見たいとと思っていたのは櫻井翔さんのHip Pop Boogie chapterⅡだった。

やっと聴けた。彼の声で耳に届いた。
泣いた。良かった。心の変化がわかり易く私たちに届けてくれてた。
だからこの気持ちを言葉にして翔さんの心の変化を歌詞から見てみようと思う。
※分かっていると思いますが私が勝手に思っていることです。あしからず。

 







Hey! Hey! 俺ら山 風の登場
高嶺の方向 向けてまた攻防
結果残しつ未だまだ放蕩息子奏でる“あなた方”孝行

Jazz band, Hip Hop 取り込んで行く
是こそご存知のHipなPop (That's right)
“音と言葉つむぎ描く芸術”
いままでこれからもこのメンツです




私はここのフレーズが凄く好き。
ここのワンフレーズが今だからこそグッと感じる。“今までも”って言葉を使う翔さんにらしさと彼の強い意志が見える気がする。






このメンツで(yeah) 届けるぜ(yeah)
歴史のページをいまめくれ
(World is mine)
時代is mine
未来is mine
アマテラス照らす sunshine


大卒のアイドルがタイトルを奪い取る
マイク持ちペン持ちタイトルを奪い取る
hip-pop beat yo
ステージ上終身雇用
大卒のアイドルがタイトルを奪い取る
辛い夜も暗い夜もタイトルを奪い取る
hip-pop beat yo
ステージ上終身雇用

マイクとペンでタイトルを奪うと誓った大学生の彼は辛い出来事や暗いニュースも読みながらタイトルをも奪っていくキャスターの一面も手にしたのかな。
ニュースだけでなくても楽しいことだけじゃない多くの経験を重ね夜を明かし超えてきたからこその歌詞なのかな。





△道なき道を歩いてく
迎合せずただマイペース
いま言える いまならば言える
蒔いてた種たち咲いてく△


君たちとなら歩いてく
栄光へとまだマイペース
磨いてる 未だ磨いてる
咲いてた花たち抱いてる

自分の努力で積み重ねていたものがカタチになった今の存在を歌っていた彼は1人では無くて“君たち”が居るから歩けていると言えるようになった。周りへの感謝を言葉にして伝える大切さを身につけた。
このカタチは終点ではなく未だに磨き続けて栄光をまだまだ目指していると。そして、成果が実を結び咲いた花たちを抱きさらに大きな花畑を作るために咲いた花をも大事に育てるようになった。
大人になり愛を知ったようにも思えた。メンバーや嵐、スタッフさん、そしてファンを愛で包むことを。






※Somebody(yeah) Everybody(yeah)
いま時代が手の中に(yeah yeah)
Pass da mic.
Pass da pen.
このmic and pen でRock the world※
あんなに(yeah) 夢描き(yeah)
いま未来は瞳の中に(yeah yeah)


俺らの時代がやってきた時代は俺らのもんだ!くらいの勢いがあった歌詞は夢描いていたものが現実に叶ってきた。そして、そこから次の夢を見据え将来(未来)を瞳の中にもうイメージ出来ているのではないかな。



こんなゆっくりでいいんだって 
こんな俺らだってでもいいんだって
こんな景色まで見られるなんて 
こんな… こんなとこ来てたなんて
この大草原の先には何が待っているのだろう
道がないなら創ればいい
その先例え果てていたとしても

こんなゆっくりでいいんだって 
こんな俺らだってでもいいんだって
こんな景色はみんなのおかげ 
ここまで連れてきてくれるなんて
この大草原の先には何が待っているのだろう
道がないなら創ればいい
その先果てない道歩いてこう
アリーナツアーを行っていた彼らがドームツアーを行うようになりさらには国立へと……
ガムシャラに走っていたらこんなところに来てた。この先が例え無くてもいいから走ってみよう。私のchapterⅡを聴いてからだと元の方のイメージは実力でここまで来たぜ!(いや、間違ってはいない。)と強気な感じでファンを引っ張ってついてこい!!って感じ。
でも、chapterⅡでは凄く感謝を述べてるなぁとこの景色が見られるのは支えてくれるメンバー・ファン・スタッフ……いろんな方が居てこそっていうことに改めて気付いたような感じに受け取れて凄くグッときました。引っ張っていってたのではなく連れてきて貰ったって言ってるようで歳を重ねて考え方が変わったのかな。素敵な歳のとりかただな…って感じました。





これが最初のタイトなパイオニア
きっと笑うぜ最後には
これが最初で最後のパイオニア
きっと笑うぜ最後には


飾りでなく 外野黙り込む
 lyrical idol 辺りを巻き込む
そうHIPなPOP STAR
飾りでなく 外野黙り込む
 lyrical idol 嵐巻き起こす
そうHIPなPOP STAR
辺りを巻き込み取り込み進んで行っていた若かりし頃の彼。
それが今は、自身で嵐を巻き起こし周りに見せつける。そして、みんなきっと惹き込まれるんでしょう。自然と彼らに吸いこまれるそんな力を生んでいる。



(△くり返し)

(※くり返し)


きっとずっと 一方通行
悪いが俺 先急ぐぞ
(集合)津々浦々 八百万の長
万物に宿りし神々の子
きっとずっと 一方通行
立ち止まればすぐ一生終了
(集合)津々浦々 神々歌うnight
stand up ヤオヨロズ we come back!!

人の上 下に人作らぬなら
俺がその天の頂いただく
「しばらく…」とかでなく uh
いままず何が出来るかでしかもう変わらん
人の上 下に人作らぬなら
俺がその天の頂いただく
苛立つ(暇なく) 舌出す(光らす)
後追いども皆まず至らず

 

ここの歌詞たちは、翔さんの一言で私がとても印象に残っている言葉が思い出させるフレーズだ。

ZEROカルチャースピンオフの大野智×櫻井翔×加藤シゲアキで行った対談での一幕。

加藤「後輩は嵐の背中追いかけますよ?」

櫻井「いや、全力で逃げ切るよ。」

大野「追いかけんなよ!」


嵐は今年デビュー17年目に突入した。先輩たちとの共演が多く後輩感が強かった嵐も、今や後輩も先輩と同じくらい増えまさに中間管理職。

先輩として後輩たちの道しるべになりそして、育てていく親のようなポジションとして見守る。嵐はそんなグループのように思っていた。だって、自分たちの番組に後輩が出たらより映るようにイジって立てて本当に気遣いが出来る人たちだから。温厚な嵐はそんなイメージ。

でも、先輩である以前に同じ“アイドル”という土俵の上で競うライバルでもあるのだ。生きるか死ぬか。。。轡を緩めれば一気に落ちていく。だからこそ«立ち止まればすぐ一生終了»だし«後追いども皆まず至らず»で「全力で逃げ切る。」のだろう。後輩の手本となり、育てるけど絶対にこの場所を譲らない。そんなふうにこの歌詞から伝わる。言い切るところが翔さんらしい、翔さんの意志なのかな。



What's going on?
何か違うと思わないかい?
What's going on?
あんな大の大人が
What's going on?
罵り合い大会
なんて僕らは見たくないんだい

What's going on?
何か夢があると思わないかい?
What's going on?
こんな大の大人が
What's going on?
大きな愛 描いたり
願いたい未来 また描いたり

大人が言い合ってるのを見てこんな大人になんてならない。的な若い頃はみんなが抱く思いでもある。まぁ、誰しもが通る反抗期…反骨精神……。そんなモヤモヤした気持ちを持った若かった尖っていた彼が“あんな大の大人”の立場になった時、“こんな大の大人”はみんなに愛されていてあの頃思っていた景色とはちがって絶対にならないと誓った大人の年齢に達して見た景色は夢が詰まっていたのだろう。



こうなりゃもう… そう咲き乱れる
本業の方々顔しかめる

温室の雑草がマイク持つRAP SONG
“MY LIFE IS MY MESSAGE”

こうなりゃもう後ろ振り向かず
本業の方置いて次向かう
温室の雑草 (温室の雑草)
“MY LIFE IS MY MESSAGE”
報道やバラエティーを引っ張るキャスター、アナウンサー、芸人さん、俳優さん、そしてアーティスト。
アイドルはどれでも無くてどれにでもなれる。本業の方々に嫌な顔されて「他人の畑荒らすな!」と言われたこともあるだろう。でも、その人たちを見返してやろう認めてもらおうとコツコツ積み上げてきた彼らは今や日本をも代表する存在になったのだ。
どれが彼らの本業なのか……本業のみで活動するのではなくどれも本業のようにしてしまえばいいのだ。本業の人にどう思われようがそれは彼らがステップアップする通過点でしかないのではないだろう。彼らにまだまだゴールは見えない。これが、彼らの人生の1ピースにすぎないのだろう。




(△くり返し)
(※くり返し)
(△くり返し)
(※くり返し)    
繰り返しは省略します。


最後に、温室の雑草ってステキですね。
一見、外を知らない箱入り娘な感じがある言葉だけど。温室の雑草って干からびないもんね。でも、雑草だって。自分たちは雑草だって。きっと、2回繰り返しているのは言い聞かせているようにも思える。温室の雑草は外を知らないからこそ自分流の道を探しながら進めるのかな。そして自分たちのこと雑草だって、綺麗な華でもいいのにね。きっともう綺麗な華なのに雑草だって私もたちに訴えてる。けどきっと雑草の方が嵐に合ってる気がする。温室の雑草……翔さんは本当にうまい。





ちょっとした言葉の変化に彼ら嵐、そして櫻井翔の意識の変化、環境の変化が伝わった気がする。
未だに嵐がトップの座に居座り続けるのは彼らのまだまだ上を目指し、全員を敵だと思っているところにあるのだろう。

嵐が櫻井翔がもっともっと必死に今の場所を守る姿がみたい。後輩たちは皆嵐の背中を追いかけ迫っている。良きライバルであり、良き先輩後輩として切磋琢磨しより上へと目指している姿にこれからも触れていたいと思っている。


これからも櫻井翔の言葉をこうして音に乗せて知りたい。そして、また時を経て彼の心境の変化に触れられたらと願っている。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。