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キミの夢を見ていたい

思ったこと、感じたことを独断と偏見で

なぜアリーナに拘るのか。本当の距離とは

嵐さんの9年ぶりのアリーナツアーが終わりました。

私は今年好きなグループ3組のアリーナツアーに参加することが出来、そこからそれぞれのアリーナという同じ会場規模での考え方在り方を考えてみました。

 

国立、5大ドームをこなしてきた嵐さん。嵐さんにとっては“御礼参り”という言葉が出てました。いつも大きな会場の為ファンの人が集まってくれている。例えば、ハワイも宮城もそう。宮城は復興支援として多くの人を集めて盛り上げた。毎年行っている5大ドームツアーもそうだ。

自分たちの立場を再確認したのかもしれない。いつも当たり前に冬にあるドームツアー。私も毎年当たり前に発表があると思っている。でも、これは本当に有難いことなんだ。アリーナ会場での物理的な距離感・近さに驚き、ワクワク学校で改めてドームでツアーをするという大きなことを実感し直していた。

そして、今回アリーナツアーで拘っていたのは近さゆえの細部の演出。近いからこそよく見える。ドームだからこそ怠けてるわけではないだろうけど、狭い分よく見える。だからこそ改めて細かい所まで時間をかけて丁寧に作り上げていくことに重きを置いたshowを目指したのではないかと思った。

最初はなぜ今アリーナをするのか?と思った。しかし、それは物理的な距離感から得る細かいことにとことん拘った演出方法を形にしたかったからなのではないかと思う。

潤くんがある照明を演出で使いたかったがドーム規模だとどうしても広すぎて使えなかったが、アリーナで実現したと言った。そうか、その考えもあるのか。大きい所でこなす事がステータスと捉えがちだし、私もそう思ってしまう節がある。でも違った。アリーナだからこそ出来ること、アリーナでないと出来ないことがある。当たり前だけど忘れがちな小さい会場の良さ。それは、物理的な距離だけじゃなかった。嵐さんがアリーナに拘ったのは各地に自ら足を運ぶこととドームとは違いアリーナでしか出来ない演出で新しい魅せ方を得るためだったのかもしれない。

今回はツアーの延長にあるshowということだった。まさに、ツアーから何段階もレベルが上がり見せ物として完成していた。冬ツアーが終わり、今回アリーナに入る前に大野さん松本さんが観たというマイケルジャクソンの「one」を運良くラスベガスで観ることが出来た。それぞれのソロパートや演出の一部に取り入れた物がよく分かった。これをやりたかったのかという本来の姿を見れた。そこからアリーナだった為私自身、見る目は冬より変わっていた。しかし、充分showと呼べるものだった。進化を止めることを知らない嵐さん。その向上心はいつまでも止めることを知らないでいて欲しい。

 

関ジャニ∞

関ジャニさんはまだツアー途中ですが、今回のリサイタルさいたまスーパーアリーナにお邪魔しました。嵐さんより少し早く去年から始めてるアリーナツアー。彼らは昔、47都道府県全てを回るツアーを行ったことがあり、年月をかけて2度目の47都道府県全てを回ろうという拘りがある。

そして、彼らのアリーナツアーには感謝が詰まっていた。ジャニーズメドレーとし、先輩の曲から後輩の曲まで。今年は錦戸くんが活動していたNEWSの曲まで披露した。しかも、錦戸くんパートは本人のままで。凄く愛を感じた。勝手にこっちがタブーだとか触れていいのか考えていたけど本人たちは今も昔も良き仲間であり良きライバルなのだろう。一緒に戦っていた人たちへの感謝も詰まっていた。

昨年入っていない為勝手なこと言う形になってしまうがテーマを大事にしてる気がする。今回は「夏」だった。自分たちの曲ももちろんジャニーズメドレーも夏に特化した曲たちで構成されていた。

関ジャニ∞はまさに距離感を大事にしているのだろう。上から見てるとどうしても高見の見物になってしまう。アリーナ席の間を何度も縦横無尽に通っている間は上からだと少し疎外感がある気がして寂しかった。しかし、今回バンド曲は少なかった。触れ合いを大事にしているからだろう。魅せるのは冬ツアーであって距離感はリサイタルならではなのだろう。

あとはやはり「笑い」で心を掴みに来ていた。関ジャニ∞と言えば今や「関ジャニクロニクル」完全に関ジャニ∞の代名詞となりつつある番組。今回はリサイタルのために番組と共同に近い形で曲を作ったり、コンサートで番組の企画を取り入れたり……とまさに生でバラエティ番組を見ているようだった。私の回はいきなりドッジとイケメンカメラ目線だった。私がこの番組で推してる2つなのでとても嬉しかったし、よく取り入れられたなぁと思った。

ドームでもきっと関ジャニ∞は面白いことが出来るだろう。しかし、やはりアリーナだからこそすぐ反応が返ってきたり伝わったりする。関ジャニ∞ らしいアリーナという狭く近い空間の使い方だと思った。大きな会場でもコントするグループだけどファンと笑いを楽しいことを共有する上手い距離の取り方使い方だと思う。笑いをファンを大事にする関ジャニ∞だからこそこれからもファンの求めてるものを体現しつつ声の届く近さにいて欲しい。今回は特に本人たちとファンたちのやりたいことやって欲しいことが上手く噛み合ったようにも見えた。これからも自分たちだけで飛ばすのでは無くファン想いでいて欲しい。

 

ジャニーズWEST

彼らは押し出し期間ということもあり、私が一番応援に力を入れているということもあり今回の「ラッキィィィィィィィ7」は色んな場所からコンサートを観た。

コンサートは笑いもあり決めるところは決めてファンが求めてる面白いだけではないかっこいいジャニーズWESTがそこにしっかりとあった。構成は少し嵐さんに近いものを感じた。起承転結がしっかりしていて魅せ場がこちらにもはっきりと分かる。リフトで上にも来るし、花道は走るし、トロッコで2階とかにも登場する。いつもおじさん達のコンサートしか行かなかったので初めは衝撃だった。

あとは、ギラギラ感が見ていて気持ちいいくらいにあった。「売れてやろう」「いつか大きい会場でやるんだ」その為のアリーナだった気がする。このコンサートがいつか彼らが立つであろうドームのコンサートの一部になるんだろう。

若いからか、アリーナだからか彼らは思いのほか物理的な触れ合いを大事にしているようにも見える。もちろん踊りなどで魅せる部分もあるがファンサをする曲が多い印象だった。もちろん、おじさん達があまりファンサをする人じゃないって言うのもあるかもしれない。(さっきからおじさんおじさん言い過ぎて叩かれそう笑)でも、序盤からファンサ飛ばしていたなぁという印象。これも、今の時期しか出来ないからと考えたら全然ありだと思う。でも、彼らは全然ファンサをしなくても心を掴める力はあるようにも思う。

笑いのセンスも踊りの魅せ方も歌を聴かせることも彼らはオールラウンダーだった。そしてデビューして2,3年とは思えない構成力にも感じる。かっこいい曲可愛い曲面白い曲とバラエティに富んだ曲の種類とバランスが凄くいい。

アリーナとは思えないほどの力強いパフォーマンスも多い。特攻やレーザーを使った演出。でも、やはりアリーナ規模だから出来る細かい演出はアリーナということが前提なのだろう。ゲームだったりモノマネだったりこれはアリーナ規模だからこそ伝わるのかなとも思う。

ジャニーズWESTはファン個人個人との距離感を大事にしているように見えた。上に挙げた2グループはドームを経験してからの原点回帰。ジャニーズWESTはまだ見ぬドームへ向けての第1歩だ。彼らの野心、野望、希望がアリーナには詰まっている。それこそ、その前のツアーはホールだったジャニーズWESTにとっては少しずつ力がつきパワーアップしてのアリーナツアーだった。アリーナでコンサートを行えるということ。アリーナだからこそ多くの地をこれからも回ってさらにパワーアップしてドームに向けて歩んで欲しい。

 

 

三者三様の良さがあり、違いがあり、アリーナツアーと一括りにしてはいけない気がした。アリーナツアーとして誰もが口にする「距離感」だけどそれは物理的な距離感以外にもあるんだと思った。一人一人上の人まで心を掴める距離感だったり、細かいことを伝えやすい距離感だったり。ドームツアーは5万人近くに向けて発信し、届けなければいけない。大きく魅せることが一番なんだと勝手に思っている。しかし、アリーナは逆に狭いからこそ細かいところを拘る。レベルアップするにはどちらも必要な要素である。

ただ、人気なグループがアリーナツアーを行うことは近くに感じることが出来る反面倍率が上がり当たりづらい。みんなが満足する結論に達するのは難しいかもしれないけれど視点を変えて新たな挑戦をたまにくらいの間隔で続けて欲しい。