キミの夢を見ていたい

思ったこと、感じたことを独断と偏見で

藤井流星くんの10000字インタビューを読んで

 

これは、あくまでも個人の感想と想いです。もしも、気に触るようなことがあっても私の感じている気持ちなので、流してください。不快に思う方は読まずにこのページを閉じてください。

また、10000字インタビューの内容も書いてあるのでネタバレが嫌な方も引き返してください。

 

 

 

 

デビュー直後、第1弾の10000字インタビューがMYOJOにて敢行されました。4年経ち第2弾がこの度発売されました。

 

第1弾を読んだ時、正直私自身も複雑な気分で4人から7人になったことについて美談にし過ぎてるようでモヤモヤしていたので内容をあまり覚えていませんでした。記憶から消していたのに近いかも。あの10000字インタビューは買ったもののなかなか2回目以降開けないのが現実で。

 

4年経った流星くんの言葉から、今の私の気持ちを少し残しておこうと思います。

 

 

 

 

ーデビュー前後のこと、今も思い出すことってある?

「あえて思い出すことはないかな。今はそれを聞かれなければ言わないし、誰も意識してない。忘れてるというか。もちろん、ジャニーズのグループでデビュー時にこれだけゴタゴタしたグループはないわけで。言ったら奇跡です。発表してからメンバーが増えるパターンはなかったじゃないですか。ただ、あの時期の話は、全員ツラかったから今も思い出したくない。ただ、7人でデビューできた感謝は忘れちゃいけないともおもってる」

 

全員ツラかったから今も思い出したくない。この言葉に、尽きるなって。メンバー7人もだろうけどファンもそうだもん。流星くんを好きになって初めてドラマに出る喜びを知ったし、大阪まで足を運ばなければ会えないということも経験出来た。もちろん悲しい別れや、主演を務める喜びも体験してきた。でもやっぱり、あのデビュー発表からの数日、いや私には数ヶ月に感じたあの経験は出来れば経験したくなかったし、なんでって思った。私も、デビューからの1年くらい記憶から消しているから。デビューしたな。くらいでその年は終わらせている。きっとこれからデビュー当時を知らない人が増えて、どんどん大きくなって。でも、知らなくていいと思う。むしろ、あのゴタゴタを本人たちが「えっ、そんなことあった?」って言ってくれてもいいのかな、なんて思ってます。

 

 

 

「デビューしてからだっていろいろあったからね。最初は4人とあとから入った3人の間に差があって。同じ装飾の色ちがいが7着でき上がってくるんです。で、4人と3人の差をつけるために、3人の衣装から装飾を"それいらない"、"そこもいらない"ってはがされていったり。衣装だけじゃない、歌割にもかなり差があったから」

 

あとから入った3人。。。間違ってはいないけど、その一言にやっぱり傷つく人は居るもので。あの1年は本当に如実だった。でも、衣装は正直言わないで欲しかった部分でもある。酷い言い方にもなるけど淳太くんが頑張ってとか知らない。その事実を認めたくない私は文字にされたのが凄くツラかった。心が汚れまくってた私は第1弾の10000字インタビューで淳太くんが話したそれは、良いことしてやった感にしか感じられなくて、きっと最初から決まってた1人に自分も居たらそうするだろうって。淳太くんは本当に差別化が嫌だったのかもしれないし、動いてくれたのは本当だったら喜ぶべきだとわかっているし、感謝するべきことだろう。でもやっぱり、汚れた私には上からに感じてしまって、本当に知りたくなかったし、そっとしておいて欲しかった。そして、今回そのことを流星くんの口から聞くのはやはり事実を突きつけられて。受け入れなければいけないなって、分かっていても思い出したくなくて。それがやっぱりたかが過去のひとつかも知れないけれど、私には大切な思い出であり、大切な現場のひとつで、流星くんがかっこよくてやっぱりこの人だと思ったバックグラウンドには悲しい過程があって、何度考えてもやっぱり知りたくなかった。

 

そして、歌割、これも。忘れもしない。流星くんが初の主演を務めたドラマ「アゲイン」もちろん主題歌の「夢を抱きしめて」にもソロパートはない。いや、わかっている。唯一ソロがあるのは照史くんだし、照史くんは上手いから文句はない。そして、衝撃だったのは挿入歌である「SUPER STAR」。ほとんどが4人と3人でパート分けされていた。コンサートで披露された時、主演の流星くんはサビで「Lalala...」しか歌っていなかったのだ。あんなに楽しかったLIVEが一気に止まってしまった。えっ、嘘だろって。「その先へ」とかこれまでだって目をつぶっただけで、4人と3人にはっきり分けられているものはあった。でも、主演だから少し期待した。デビュー早々主演に抜擢されたから少し期待した。もしかしたら、最初から7人になることは決まってたんじゃないか、3人が後からなんて嘘だろ、演出だったんだろ、なんて。でも、はっきり現実を突きつけられた。言うなれば、流星くんが取ってきた主題歌、挿入歌という仕事。取ってきたのに、サビを歌わせて貰えなかったのは一生忘れられないと思う。悔しかった。きっと、本人はさらにツラさと苦しさはあったんだろうと、この文章から感じました。

 

 

 

「"濵ちゃんと神ちゃん、歌、うまいねん。ふたりが歌わないのはおかしい!"って。もちろん、今はそういう差はまったくないっすね。まぁ、ここにはかけない影の努力があったんだよってことだけ書いてくれたらいいです」

 

流星くんは素直だから、思ったことをしっかり伝えられる人だから。ファンと同じことを本人たちにも思ってる人が居たことは嬉しかった。メンバー内に感じていて言葉に出来る人が居なければいくらこっちが思ったって訴えたって伝わらないから。流星くんのおかしいと感じたことをしっかり相手に伝えられるところって本当にカッコ良いな。私がもしその立場なら、仕方ないと割り切っていたと思う、受け入れるしかないのかなと思ってしまうだろう。だって、またデビュー取り消されたりなんてしたら……とか考えてしまいそうだから。ありがとう、思いを代弁してくれて。

でも、やっぱり多くは語らない人だから。あの当時どんな努力があったのかは分からない。でも、分からなくて良い。流星くんが話したいことだけ目と耳に入れれば十分だから。知らないままの方が良いっていう判断のような気がするから、優しいから。今、流星くんが輝いているから。歌もダンスもトークも流星くんの成長を年下の私も感じていて、それは流星くんの見せない努力の賜物なんだろうなと伝わるから。きっと、流星くんは努力していると思われながら見られるのは嫌なのかなと、だから私は流星くんは完璧でなんでも出来てしまうスーパーアイドルだと思いながら彼を見ることにする。努力をしてない人はきっといないだろう。そんな、世界で覚悟を決めた彼は生半可なんてことない。だからこそ、バックグラウンドを考えずに目の前で輝く彼の笑顔だけを見ていようと思います。

 

 

 

「ひとりひとり個人の夢とグループの夢を言い合ったりもしましたね。何をしたい、どうなりたいって。俺はグループとしては5大ドームって話をして。個人としてはやっぱゴールデンタイムのドラマに主演したいって。そしたら、主題歌をジャニーズWESTで歌えるかもしれない。あと、みんなが言ってたのは、全国区の冠番組が欲しいとかかな」

 

本人から明確な夢、目標が聞けてとても良かった。多くの人が見るゴールデンのドラマでの主演、そして主題歌。グループに還元できる仕事を個人の目標にしているところも、本当にジャニーズWESTが好きなんだなと伝わりとても嬉しかった。そんな流星くんが次こそ、真ん中でみんなを引き連れて歌う姿が見れるような気がします。いつか、東京ドームに立つ時にそんな流星くんの姿が観れますように。どうか、あの時をもう二度と経験しなくて済みますように。

 

 

 

ー前回のインタビューで、「夢は、みんなとずっと仲よくいたい」って言ってたよね。

「それ、まちがいないです。今でも思います。ただ、忘れないでほしいのは、仲よくい続けられるのは、7人それぞれが、"仲よくいたい"って意識があるからで。ただ仲がいいからじゃない。大切なものを大切に思う気持ちが7人にあるから、仲がいいんだと思います。正直、こんだけ長い時間一緒にいたら、意識しないと仲良くできないと思ってて。」

「自分の都合だけでタイミングで全部言い合ったらすぐケンカになるはず。遠慮するってことじゃなくてたがいがリスペクトして、自然と気をつかい合いながらやってる。大切なものが傷ついたり、壊れたりしないように。」

 

 仲がいいね。簡単に言ってしまうけど、それはお互いがしっかりお互いのことを想ったうえで成り立つ言葉なんだと思った。仕事だけの関係でも、友達ノリでも、成り立たない関係なんだろうな。ジャニーズの色んなグループで良く聞くけれど、「家族でも、友達でもなく、メンバーというカテゴリー」なんだな。ただの友達なら、なんにも考えずに仲よく過ごせるだろうけど、家族以上に共にする仕事仲間であり、夢を叶える同志であるメンバーであるからこそ良い意味で気を遣い、尊重し合う必要があるのかな。そんな意識をしっかりと持っている流星くんがとても好きだな。どこか冷静で何も考えてないようで自分のこともメンバーのこともグループのことも考えている。実は、凄く熱いものを持っている。「大切なものを壊さないように、傷付けないように」ジャニーズWESTというグループを大切にしているメンバーがあり続ける限り素敵なグループに成長し続けるんだろうな。でも、それはガラスのような壊れものを扱うということではなくて、大事に大事に生まれた"ジャニーズWEST"というまだ4歳の赤ちゃんを大切に育てているんだろうな。

 

 

 

 

ー流星くんにとっては、ファンってどんな存在?

「いつも俺たちの新しい一面を見せたいし、おどろかせたい。何より笑って欲しいって思う。感謝しつくせないから。」

「4人が7人になってデビューできたのは奇跡だって言ったけど、その奇跡を生むために確実にファンの力が必要だったから。奇跡を見せてくれたファンには、本当にありがとうじゃ足りない。だから、二度と悲しいことじゃなくて、これからは楽しいことでファンをおどろかせたい。いつまでも笑っていてほしいから」

 

こんなこと言われたら付いていかないなんて選択肢は無くて。「いつまでも笑っていてほしい。」って言葉に流星くんなりの愛が詰まっているなと。デビュー当時、"あなたにとってファンとは?"との問いに「いなくてはいけない。ファンの人がいるから頑張れるので」と答えた流星くん。遠い存在のはずのアイドルを身近に感じることが出来るのはきっと流星くん含めたジャニーズWESTが常にファンを想ってくれているからなのかな。今のジャニーズWESTなら悲しい思いをもうしなくて済むのだと感じる。これから先も、ずっと笑っている顔をそばで見ていたい。一緒に笑いたい。そんなことを思わせてくれた10000字インタビューでした。流星くんの紡ぐ言葉はとても素直で綺麗で愛に溢れているなと感じました。

 

これからさらにあの7人の侍たちがキラキラしている未来を斬り開いて連れてってくれると信じてます。

 

もう、明るい未来しか見えない。だって、流星くんが二度と悲しませないと誓ってくれたから。あの日から、悲しい想いをしたことがないから。これからも、素敵な未来へ一緒に歩ませて欲しい。